嫌いなじじぃの話
嫌いなじじぃがいます。
彼の名前は、マルティン・ハイデガーといいます。
ここで断っておきますが、ハイデガーは(多分)超偉大な哲学者であり、私はここで、ハイデガーの哲学にケチをつけるとか、何か学術的なことを言いたいわけではありません。
単に嫌いなんですよ。何十年も前の人間に対して嫌悪感を感じるのは馬鹿馬鹿しいことのように思われるかもしれませんが、嫌いは嫌いなのです。
今年度、私は大学で、ハイデガーについての講義を受けていました。先生の講義はとても興味深く、面白かったのですが、いかんせんハイデガーなのが嫌だった。
講義の最後数回は、毎回ハイデガーの詩の朗読を聴かされたのですが、正直って不快でした。あのファッ◯ンナ◯野郎のオ◯ニーを延々と聞かされて、気分が害されないはずがありません。
何より一番気に食わないのは、このじじぃ、弟子と不倫してたんですよ。いや、不倫なんてどうでもいいし、いくらでも勝手にしてくれって感じですが、その相手が、私が超かっこいいと尊敬するハンナ・アーレントだから話は別です。
ハンナ・アーレントは、喫煙姿が最高に格好良い哲学者で、講義で教壇に立つときでも、一回は喫煙を挟むという最高の女性なのですが。若い頃のハイデガーと不倫関係にありました。
これは同担拒否を発揮せざるを得ません。まじでハイデガー嫌い。
が、まあ彼の哲学は(多分)偉大すぎて、学ばない道はないのですが。